モロッコ赴任の思い出

僕には約10年ほど前に

モロッコのマラケシュと言う

工場地帯が世界遺産になっている場所に

2年ほど赴任して

モロッコ雑貨やオジャガデザインの製造を

現地の職人を預かり

工場を運営していた時期がありました

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生活していたところは工場地帯の中で

今にも崩れそうな建物が隙間なく建ち

厳格なイスラムの人たちが暮らし働く

警察もいない とても治安の良いまちでした

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家族も日本においてきて

日本の会社も当時のスタッフに任せ

焦りと苛立ちが最初は多く

このまちでの職人との付き合い

まちの人との付き合いは

ストレスも多く

文句ばっか言っていた自分に苛立ちすら覚えていました

英語もフランス語もあまりなので

頑張ってアラビア語勉強して

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なんとか馴染めるように

どんな気持ちで僕を理解しているのか

知りたかったのです

20年前に訪れたこともあったり

その他のアフリカ諸国も旅を重ねていたので

働くこと 働かせること 観光客としてでなく

まちの人として 毎日生きること これだけが大変でした

 

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雨季の時期は革が乾かなく

停電も多くてネットもつながらない

納期と品質に毎日ピリピリしていたのです

 

そんな時みんなはこういうのです

 

インシャーラー 神の御心のままに 

 

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僕はストレスがたまると

新市街都心部レゲーバーに行き都会的な雰囲気に逃げていました

でも

そこに職人たちは迎えに来るのです

旧市街の人は新市街を認めてないのです

 

お酒や売春同性愛 彼らは許しません

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慣れてきた頃には自炊生活が楽しくなり

休みの日はバイクで山に行き

もっと自然なところを求め

 

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途中からは野菜の市場に毎朝行くのが

楽しみで楽しみで

見たことない野菜や香辛料に取り憑かれ 毎日の自分で作る料理が美味しくて

些細なことが幸せでした

日本にいる家族に会いたくても会えない

帰りたくても帰れない

異国の地は僕を受け入れてくれ

たくさんの友人ができました

 

 

 

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羊もヤギもラクダも牛も鶏も

一緒に生活して 時が来たら食べる

 

僕が普段 革の仕事をしている事への必要な体験でした

やれることは全て自分たちでやる

今のオジャガデザインに生かされています

 

 

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宣伝で恐縮ですが

オジャガデザインからお知らせです

貴重なラクダ革を使ったアイテムが6月24日(土)店舗限定で発売いたします。
 
キメの荒い毛穴の質感が特徴的なラクダの革は、牛革に比べ落ち着きのある色に染め上がり、アンティークな雰囲気に仕上がります。
しっかりと繊維が詰まったしなやかな革で、ラクダの勲章でもある傷などもそのまま活かし、砂漠で生活しているラクダならではの独特な風合いを感じられるアイテムです。

 

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